あゆみ・沿革

 吉本商事株式会社は享保年間より薬の販売に携わってきたとされ、明治時代中期には富山市堀端町にて正式に薬種商として創業いたしました。これが吉本商事の前身である吉本薬局の始まりであり、調剤薬局として地域に根差した取り組みを行ってまいりました。

 転機となったのは第二次世界大戦終戦後となります。戦後復興の一環として食糧確保が急がれ、富山でも農地復興が最優先課題となりました。その一助となるべく、二代目代表取締役社長である吉本輝武によって農薬・肥料の販売を手掛け始め現在まで受け継がれてまいりました。

 弊社のコーポレートシンボルは、現在吉本商事と名称を変えておりますが、礎となった吉本薬局のイニシャルを用いております。その周りには農業に関わる一員として稲穂をシンボルにしております。こちらはまた関係する皆様と実りあるお取り組みができるようにとの思いも込めており、皆様に満足いただける企業を目指し日々努力に努めております。


1887年(明治20年) 富山市堀端町にて薬種商として創業
1919年(大正8年) 同所にて吉本薬局を開業
1948年(昭和23年) 農薬の卸販売を開始
1953年(昭和28年) 有限会社吉本薬局を設立
吉本喜兵衛が初代の代表取締役社長に就任
1966年(昭和41年) 代表取締役社長に吉本輝武が就任
1967年(昭和42年) 社名を「吉本商事株式会社」に変更
富山市今泉に富山営業所(現本社)を設立
1987年(昭和62年) 立山流通センターを設立
1991年(平成3年) 代表取締役社長に吉本実が就任
2003年(平成15年) 金沢営業所を設立
設立50周年